今日から、「やまぎんレトロライン潮風号」が定期運行開始です。
ただ、今年(2011年)は、初日に行けそうもないので昨年度の様子を紹介!
※初日の写真と、再訪した4月の写真の両方を使っています。

潮風号の始発は10時。場所は、JR門司港すくそばの「九州鉄道記念駅」です。
この日が初日(昨年度は3月13日)だけあって、まずはスタッフが集まっていますね。

切符を買って、列車に乗り込みます。
ボランティアスタッフの駅員の方が手を振って見送ってくれました。

列車は、海峡プラザのあたりを抜け、門司港ホテルや跳ね橋「ブルーウィングもじ」が見えるあたりにさしかかります。
日本一ゆっくりと運行する潮風号。景色もゆったりと眺めることができます。

人力車「えびすや関門」のお兄さんも、人力車に乗っている方も手を振っています。

そして、すぐ出光美術館駅に到着。

ここは、文字どおり出光美術館のすぐそばの駅です。
また、降りて道をへだてたところにはレトロ中央広場があります。
他にも、国際友好記念図書館とか旧門司税関、レトロ展望室など観光スポットが集まっています。

出光美術館駅を出発すると、すぐ海が見えるようになります。
ここでも観光客らしい方たちが、笑顔で手を振ってくれました。

車窓から、関門橋が見えてきます。もうすぐ次の停車駅です。

停車駅は、ノーフォーク広場(レストラン「ら・むゑっと」入口)駅です。
ノーフォーク広場までは歩いて1~2分だと思います。
また、公共の宿「門司会員開館」は、ここのすぐ近くです。
(駅から出ると目の前が門司会員開館)

さて、このあとはトンネルに入ります。
ここからは、列車内のこんな天井に注目!

トンネルに入る前は、こんな感じですが、

トンネルに入って暗くなると、こんな素敵な絵が浮かび上がります!

この演出は、一見の価値アリですね!

終点の関門海峡めかり駅です。

ここでは、いろいろな楽しみ方ができました。

記念写真を撮るもよし。(写真は4月4日に再び訪れたときのもの)

めかり絶景バスに乗って景色を楽しむのもよし。

巨大な、タコのすべり台(昨年完成)で遊ぶのもよし。(こちらも4月の写真)

人気の「潮風バイキング」で新鮮な刺身や天ぷらに舌鼓をうつもよし。

レンタサイクルで周辺観光に繰り出すもよし。

カフェでくつろぐのもよし。

ちなみに、カフェは無料休憩施設の「かんもん号」の中にあります。
何もオーダーしなくても、座ってゆっくりくつろげます。
(というか、自分からカウンターに行って飲み物などを注文するシステムでした)

たっぷり楽しんだ後は、駅舎(?)のベンチに座って列車の到着を待ちます。
ベンチの数が多いのがありがたい。

そして、出発~。ここでも、やっぱり駅員の方とか、みなさんが手を振って見送ってくれました。

10分間の、日本一短い乗車時間(全区間で)の後、ふたたび九州鉄道記念駅に帰ります。
なお、文章中で次の名称を使いました。
やまぎんレトロライン潮風号
九州鉄道記念駅
出光美術館駅
ノーフォーク広場(レストラン「ら・むゑっと」入口)駅
関門海峡めかり駅
少々長い名前もあるので、短く表記した方が読みやすいというのは承知の上です。
実は、これらの名前は、「関門海峡めかり駅」を除けば、ネーミングライツに応募した企業によって命名されました。
宣伝になるというのもあるのでしょうが、他の地域のネーミングライツと同じく、いわゆるひとつの「地元貢献」であると僕は思います。(鳥取県の「どらドラパーク」とか)
ということで、地元貢献された山口銀行、九州鉄道記念館運営共同企業体、出光、まんねん亀の各企業に敬意を表して上記のように表記しました。