大門司港博覧祭~着物日和in門司港2011
10月30日に開催された大門司博覧祭に行ってきました。
この日、栄町銀天街では和服姿の人を多く見かけました。
門司港駅から栄町銀天街のアーケードに入ったら、女学生さんが「れとろこまち米」を販売されていました。
西南女学院の学生さんが育てられたそうで 1㎏500円。女学生の香りがするのかな?
そばにいらした大学の先生によると、自信を持って売り出されているそうで、「もうすぐ炊きあがりますから」と、試食を勧めていらっしゃいました。
門司港レトロと言えば、「焼きカレー」と「ちゃんらー」です。
この日は芋洗坂係長はいらっしゃらなかったけれど、ちゃんらーの店は出ていました。
先を急いだので後で食べようと思っていたら、次に行ったときは長蛇の列、ちょっと待てませんでした。
このカフェのウエイトレスさんのエプロンが気に入って撮影させていただきました。着物にあったエプロンで、前から見ても後ろから見てもカワイイ~♪
ここの「おやじフレバースのカフェ」では、午後にぎやかに、おやじダンスのパフォーマンスが繰り広げられていました。
ヤングマンや異邦人など懐かしい曲が流れて、大正ではなく昭和の香りに包まれていました。
さて、カフェのところを抜けて歩いていると、和服を着て颯爽と歩いている女性を見かけました。
着物を美しく着こなしている姿に、撮影をお願いすると、快く承諾していただきました。
書き付けを持ってらしたので、何か司会をされるのですか?とおききすると、この大門司港博覧祭の代表の方でした。
そして、もうすぐ獅子舞がはじまりますよ、との情報に銀天街を進んでいきました。
すると、ちょうど「昭和レトロ館」のそばで、「一流 金獅子會」の獅子舞が始まるところでした。
獅子舞といえば赤いお頭とばかり思っていた私、黄金色の頭に驚きました。
軽快なおしゃべりに、ノリの良い音楽、思わず手拍子をしました。
最後は三本締めで、「皆様に福が来ますように」、「がんばろう日本!!」。
「コレで我が家にも福が来るに違いない!」そう思った私です。
お昼には門司港駅をバックに大々的に記念撮影の予定でしたが、あいにくの雨で、駅の右側での撮影となりました。
新郎新婦をはじめ、獅子舞のお二人に、れとろこまちの方々。大正にタイムスリップした気分です。
また「岩国女人まつり」というイベントもありました。
岩国と言えば女流作家「宇野千代」の故郷です。その宇野千代をイメージしたイベントで、岩国から着物を持ってこられて、大正時代の時代考証で着付けられたとか。
その中でこの桜を持った女性が一番印象に残りました。
宇野千代は岩国・錦帯橋の桜をことのほか好んだとか。着物デザイナーでもあった宇野千代の作品には、春夏秋冬の着物に桜の花を使った物があるそうです。
「岩国女人まつり」の方々が栄町銀天街を歩かれました。
ここなら雨でも心配なく歩けますね。
レトロな商店街にレトロな着物の女性、ピッタリと思うんですけど~♪
雨で着物パレードは中止になってしまいましたが、この日和服で参加された多くの方も、ここを練り歩いていただけたら、さぞ華やかだったのではないかと思いました。
宇野千代など女流文学が輝いた大正時代。100年経った今でも色あせずに輝き続けていると思うのは私だけでしょうか。
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外部サイト NPO宇野千代生家
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