いきいきアートフェスタ2011

梅雨らしい雨の降る門司港。

確か、門司港と雨をテーマにした曲があったはずだけど、何だったかな?

そんなことを思いつつ、久しぶりに旧門司税関を訪れてみた。

幟(のぼり)がたくさん立っていて、「いきいきアートフェスタ」というのが開催されているらしい。

中に入ってみると、1階は受付くらいで説明のボードが設置してある程度。
2階に上がってみると、「書」の展示会が開かれていた。

なかなか味のある書風で、書道展というよりも、アートな感じがした。
墨で大胆に短い単語を描いている。ダイナミック! 

ただ、ふつうのアートと違う感じがして、制作中の写真と説明を読みつつ会場を巡っていった。

作品群の中で特に印象に残ったのが、「桜」という作品。2階のメイン会場の中央のあたりに設置してあった。太く、揺れつつかすれた感じで大きく「桜」と書いてあった。そして、上の部分には鮮やかなピンクの花びらとアクセントの黒の模様が描かれている。

この作品を、写真に収めたい!

そんな気持ちがわき上がってきた。

ただ、受付での会話を思い出した。関係者らしい方たちが「......写真撮影は禁止......」というのを話していたように思う。

普段なら、最初に受付で撮影可能かうかがってから見学することもあるのだが、無理だろうなぁと思って会場を後にした。

実は、この日が最終日だったため、再び訪れて作品を見ることもできない。残念な気持ちで車を走らせた。 

さて、帰宅してインターネットでブログをいろいろ見ていると、こんな記事があった。

  2011年アートフェスタ in 門司港レトロ

 どうやら、今回のアートフェスタ関係者のブログらしい。そして、何と、あの「桜」の作品が写真と共に掲載してあった!

見覚えのある制作風景の写真も掲載されていた。
ふたたび見ることはできないだろうと思っていただけに、喜ばしかった。 

そして、実はこのアートフェスタ、毎年門司税関で開催されているらしい。
このブログの過去記事で調べてみると、昨年は6月3日(水)~6月6日(日)に行われていたことが分かった。

もし、来年も開催されるなら、ぜひ「桜」の作品はもういちど展示してほしいと思う。

さて、昨年はちょうどその時期は門司港に行っていなくて、次の週に「デジタル水彩画展」を見に行ったのだった。

そういえばデジタル水彩画展の時は、制作された方とお話をさせていただいて、作品も写真に収めたのに未だに記事にしていなかった!あれから、もう1年が経とうとしている。月日の流れは早いものだ。

コメント(2)

以前TBをありがとうございました。
お褒め頂いた、桜、の作品は、ただいま、門司港駅前の、ファミリーマートの中に展示されています。
よろしかったらm覗いて下さいね。
ちなみに、私はボランティアサポーターです。
よろしくお願いします。

コメントありがとうございます。
お知らせいただいて、少々時間がたっていましたが、先日、門司港駅前のコンビニのところに行ってました。懐かしい「桜」の作品を、もう一度、拝見することができました。
やはり、あの色の取り合わせと、味わいのある書はいいですね。
門司区書道展も先々週に門司港駅ギャラリーで見ましたが、それぞれ違った良さが感じられます。
みんな違ってみんないい、という言葉を思い出しました。

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