門司港ホテルの焼きカレー

門司港ホテルのレストラン「ポルトーネ」に、ランチを食べに行く機会があった。
「門司港ランチセット」というのが表示してあって、次の2つからチョイスするようだった。

「贅沢焼きカレー」または「関門海の幸グラタン」

僕としては、1秒も迷わずに「焼きカレー」に決定!
何と言っても「贅沢焼きカレー」っていうネーミングがいい。
どんなのが出てくるか、わくわくするではないか。

メニュー表の説明書きを読むと、次のように書いてあった。

 国産牛を贅沢に、じっくり煮込んだ特性カレールゥと
 相性ぴったりのターメリックライスに
 とろーりチーズと半熟卵。
 ホテルシェフが腕に縒りをかけて創った「贅沢焼きカレー」

待っているときに椅子を持ってきてくれた女性スタッフに、贅沢焼きカレーのことをきくと、いろいろ話してくれた。だんだん期待が高まって来た頃にテーブルに案内された。

ということで、「門司港ホテル贅沢焼きカレー」をとくとご覧あれ!!

最初に出されたのは、サラダとパン。 このパンはなかなか美味しかった。ホテルの自家製かな?

サラダはこんな感じ。 味付けはよかったと思う。
ただ、カリカリのところがフォークでは食べづらかった。

こちらはお代わりのパン。最初のとは違う種類で、更に美味しかった。 

あとで、更にパンのお代わりをきかれて、こちらのパンを1つ持ってきてもらった。
バターも追加してくれてナイス!

レストランに入ってきたときから、細かいところまでよく気がついてくれて心地良い。
窓外の景色を眺めながら、よく行っていたエクセルシオールでの食事を思い出していた。
やっぱり、いいレストランって、スタッフの笑顔とサービスだよなぁ。
(※エクセルシオール:ハウステンボスのレストラン)

小さな器に入ったスープ。
上のクリームの下にはパンプキンスープが隠れていた。
とてもなめらかで上品な感じ。
ホテルのレストランらしい一皿だった。

そして、メインの「贅沢焼きカレー」。 
いろいろな焼きカレーを食べてきたけど、ここのは色合いがキレイだね。

ただ......この時、ちょっと違和感を感じた。
言葉で上手く表現できないけど、なんとなくキレイすぎる気がしたのだ。

付け合わせの野菜。 

辛さ調整のスパイス。 
粉状ではなくペースト状というのがここのオリジナルだと思う。

このスパイスを付けながら焼きカレーを食べてみた。
スパイスがカッときいてくる。
あれ?どうして水が出てくるんだろう......
スプーンですくったところに、透明な液体が出てきた。
最初は、何のことか分からなかったのだけど、食べてみて気づいた。

白身だ!焼きカレーって、真ん中に辺りにある卵の黄身が半熟っていうのが多い気がする。でも、白身が半熟でもなくトロリと出てくるなんて......

その時、女性スタッフがにこやかな表情で「いかがですか~?」。
こういう時は、「はい、美味しいですね!」と答えるべきなんだろうが......
この時は、あまりにも贅沢カレーへの期待が大きかったのもあって、

「個人的にはもう少しよく焼いてくれた方が好みですね......」

と、答えてしまった。この時の彼女の顔には落胆ぶりが感じられて、気の毒なくらいだった。
すぐに、「でも、こちらの......」と精一杯フォーローしたつもりだが、もう聞こえてない。
なんだか、ちょと悪かったかなぁ......。

 

さて、焼きカレーを食べ終わり、飲み物を選ぶ場面になった。
問われて、紅茶にしようとして「紅茶はどんなのがありますか?」ときくと、

「はい、紅茶はレモンティーとミルクティーとがあります」

ということなので、レモンティーにした。

最後はデザート。アイスクリームが、ごらんのような皿に入って出てきた。
皿が深いので、ちょっとだけ食べずらかったかな。

でも、ここのレストランは雰囲気も良く、スタッフの方々が細かいところまでよく気を利かせてくれて気持ちよく食事ができた。焼きカレーの焼き加減が少々気になったものの、たぶんこの日に限ったことなのだろう。三井倶楽部とここポルトーネとは、大事な人を連れて食事に行くのにぴったりのレストランだと感じた。

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