コックテールの焼きカレー
以前、めかりのコスプレを撮影させていただいた時に、その中の地元の方からコックテールの焼きカレーが好きだというお話をうかがいました。
それで、この夏、焼きカレーを食べにコックテールに行ってみました。
場所は、銀天街のひとつ山側の通りで、ふだんはほとんど通ったことがないので、ちょっとした探検気分。
と言っても、レトロ横町を通って銀天街を抜け、次の通りを右に曲がったらすぐ見つかると思います。
私が着いたときには、ちょうど観光客のカップルさんが「あった、ここだ!」と言って自転車から降りて中に入るところでした。たぶん、レンタサイクルでしょうね。
お店の看板には、「ビアハウス コックテール」と書いてあったり(上の看板)、「洋風居酒屋 コックテール」(下の看板)と書いてあったりします。どちらも当てはまるのでしょうね。
店内は意外なほど広く、とても居心地の良い空間でした。古い店だと思うのですが、清潔な感じで華やかさと、お洒落な感じがしました。
写真の奥の方には、半個室の空間があるようです。
右手はカウンターになっていて、お酒の瓶がたくさん置かれていました。
瓶がさかさまになっていたので、理由を聞いてみると、下に蛇口があってひねるとお酒が出てくるそうです。
そして、これが焼きカレーです。焼きカレーの定番どおりの作り方で、チーズがたっぷりかかっていて真ん中には卵、そして冷めないように器ごと熱くなっていました。
下のご飯は、白ご飯ではなくカレーが混ぜ込んであるタイプでした。
食べてみると、それほど辛くはなく、どちらかというと家庭的な感じでした。激辛料理が苦手な方も、たぶん大丈夫な味付けだと思います。
いただきながらお店の女将さんに、いろいろ興味深い話も聞かせていただいたのですが、今回は割愛することに・・・・。
さて、お店を出るときに、女将さんだけでなく料理を作ってくれたご主人まで挨拶に出てこられました。これは、今まで焼きカレーを食べたお店では初めてのことです。
気さくな女将さんといい、ご主人といい、店のインテリアといい、とても居心地がいいお店でした。
そういえば以前、銀天街の丸三本店に入ったときに、お客の心をガッチリつかんで放さないというお仕事ぶりを感じたのですが、このコックテールさんもそんな印象を受けました。
たぶん、夜はお酒を飲みに来るお客さんが多いのでしょうし、地元の方が好きだと言われたのも頷けるお店でした。
ところで、コックテールは「焼きカレーマップ」には掲載されていないお店です。でも、なぜ観光客が訪れるのでしょうか?
実は、るるぶなどの観光情報誌を読んだときにその理由がわかりました。幾つかの情報誌にこのコックテールが掲載されています。ここは、ちょっとした有名店なのでしょうね。
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