さげもん展2011
2月の下旬に、門司港レトロを案内する機会があったのだが、帰り道で「今年はさげもんがなかったね......」と、ぽつり。
そういえば、昨年は「さげもん展」がにぎやかに開催されていて、女性には人気のようだった。もっとも、昨年はろくに写真も撮ってなかったので、今年こそと思って開催時期を調べて行ってみた。場所は昨年と同じく、旧門司三井倶楽部である。
入ってすぐ右手が展示会場で、すでに大勢の見物客でごった返していた。
今年の干支のうさぎがいい感じで描かれた看板。
今年は、昨年はなかった「ねこの手作り小物」がお出迎え。ぬいぐるみかと思ったら小物入れとのこと。これは売り物だった。
その反対側に、たくさんの「さげもん」がつるされていて、「さげもん通り」が作られていた。ささげもんのトンネルをくぐりながら見学するという趣向のようだ。
さげもん通り入り口の近くにつるされていた、ひときわ目立つ大きさのさげもん。
見学者からも質問が出ていたが、中に薬を入れる入れ物らしい。
他にも、魅力的なさげもんがたくさんあったので、ほんの一部だが紹介してみたい。
かわいらしい赤ちゃんのさげもん。
ひよこと赤ちゃん。このタイプのさげもんが、たくさん展示されていた。
この形も多かった。不思議な形というか、抽象的でいて温かみのあるデザイン。
これも同じような形。もしかすると、さげもんの定番なのかな?
金魚も愛らしい感じ。
こちらは、鯉と金魚のとりあわせ。今風に表現するとコラボかな。
こうやって、たくさんのさげもんを見ると、とても華やかな雰囲気だね。
こちらは、椿かな?季節に合ったさげもん。
ちょっとユーモラスな金魚のさげもん。
これは何だろう?紫陽花のさげもんかな。
色とりどりのカメのさげもん。
まだまだ、たくさんのさげもんが展示してあった。
さげもん通りを抜けると、窓際には雛飾りがディスプレイしてあった。こちらも、いい感じ。
さて、こちらの女性たちは何やら話をしてる様子。
聞こえてきたのが、このさげもんはどこで作っているのかと言った話。どうやら、さげもん教室に参加したいということらしい。
よく見ると、「募集」の貼り紙がしてあった。聞こえてきた話によると、毎月1回、門司生涯学習センターで活動していて、参加費はその都度1000円とのこと。そういえば、去年は三井倶楽部のあとは生涯学習センターで展示するということだった。
そうそう、今年は3月10日から3月21日まで、「めがねのヨシダ」2階ギャラリーで展示するらしい。もちろんハローディ前の「門司港店」の方。
ところで、三井倶楽部の建物を出ると、旧九州鉄道本社ビルの1階がきれいになっていたのに気が付いた。
後で分かったのだが、観光施設として、ギャラリーや音楽ホールや門司港歴史資料室などに活用するらしい。飲食店もオープンするそうなので、今から楽しみだ。
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