阿羅こんしん行脚展
6月28日から7月8日にかけて開催された「阿羅こんしん行脚展」の様子です。場所は、旧門司税関でした。
「阿羅こんしん」というのは何かと思ったら、作家のお名前のようです。ただし、本名ではありません。この方は、もとは養護学校や都の職員として勤務され福祉関係の仕事をしていたようです。また、後に短大教授を7年間勤めたそうです。
さて、会場前のポスターには、次のような説明が書いてありました。
母子のおだやかな育ち合いを祈る作品展。
あなたを信頼や安心へといざなう「ことば」や
こんしんオリジナルキャラクターが描かれた
作品がお待ちしています。
旧門司税関の中に入ると、この布が目に付きました。
その側には、こんな掛け物が。
撮影にあたっては、許可を得ることが多いのですが、こういうふうに表示してあると嬉しいですね。ということで、いろいろ撮ってみました。
似たような作品が多いものの、かなりの作品数で、ディスプレイも工夫がされていて見飽きません。
ただ、なんとなく何処かで見かけたような作風だと思ったら、「絵手紙」と「相田みつを」をミックスしたような感じがしました。作品をごらんになった方は、どのように感じられたでしょうか?
ちょっと気になったのが、「ドラえもん」とか「ペコちゃん」とか、市販のものらしいキャラクター商品が一緒に展示してあったことです。なんとなく、芸術性というか......そういったものがあんまり感じられなくなってしまいました。このあたりは、僕の理解の範疇を越えているところです...。
作家の阿羅さんは、人柄の良さそうなお洒落なお爺さんといった印象でした。HPは見つからなかったものの、検索するとかなりのヒットがあったので、興味のある方はお近くの展示会に出かけてみるといいかもしれませんね。
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