AL-AL(あるある)
前回の記事、AL-AL(あるある)の焼きカレーの続き。
前回書いたように、僕は熱々の焼きカレーが好みである。よく、「熱いものは熱いうちに」と言われるけど、冷めた焼きカレーよりも出来たて熱々の焼きカレーがうまいことは言うまでもない。いや、熱々というだけで美味しさがアップしたように感じるのである。
さて、今回の本題。
この店のメニューで、僕が焼きカレー以上に気に入ったもの、それは「昔風ナポリタンスパゲティ」なのだ。
門司港は、焼きカレー以外にも名物が幾つかあって、個人的には「鉄皿ナポリタン」もそのうちの一つではないかと思う。
ナポリタンとかイタリアンとかいうのは、何でも日本で生まれた料理らしいのだけれど、熱々のナポリタンが鉄皿で出てくるだけでシェフの心意気をというか意気込みを感じるではないか。
その「鉄皿ナポリタン」を、門司港ではいろいろな店で食べることができる。
栄町銀天街を散策しながら鉄皿ナポリタンが食べたくなって、ふたたびAL-ALを訪れた。
ちなみに、上の写真の右側がAL-AL。この時は、七夕の飾り付けが始まった頃で、幼い子が母親に抱かれて七夕飾りに手を伸ばしていた。
そばにいる二人の女性は近くの商店の店員さんで、母子の姿を見ると店から出てきて「お帰りなさい」の声とともに微笑みながら母子を見守っていた。銀天街が「人情通り」と言われるわけが感じられた。
店内は「港町」をイメージした造りで、出入り口側にテーブルが二つと奥側にカウンター。
この時は、オープンの時間帯で他にお客がいなかったから、店内を撮影させてもらった。
こちらはカウンターの正面。ビールを飲みたくなるようなディスプレィ。
そして、これが昔風ナポリタンスパゲティ!!
運ばれてきたときには湯気がかなり出ていて、アッという間にレンズが曇ってしまった!
曇りがとれてからもう一度パチリッ。中央にはウズラ卵(このあたりは焼きカレーの影響かな?)、右側にはウィンナー。パスタは、よ~く火が通っていて、下の方は美味しいお焦げ状態。味わいはマイルドで一気に食べてしまった......。
ということで、個人的に、この店のイチオシは「鉄皿ナポリタン」。この記事を書きつつ、また食べに行きたくなった。
※そんなに好きなら自分で作れば、と思われるかもしれないが、ただのナポリタンじゃなく鉄皿となるとなかなか。マスターに話をうかがうと、焼きカレーにしても、やはり業務用のオーブンで作ると違うらしい。
ついでながら店のマスターはとても気さくで話しやすい方だった。何でも、1年前くらいにオープンしたそうで、どうりでこの店はあまり見かけた覚えがなかったワケである。
ついでのついでながら、AL-ALという店名は以前、別の店をされていた時の名前だそうだ。もしかしたら、懐かしく訪れる方もいるかもしれないね。
メニュー | 価格 | メニュー | |
焼きカリー | 780円 | 昔風ナポリタン | 680円 |
香味チキンカリー | 780円 | 昔風ハヤシライス | 680円 |
ビーフカツカリー | 880円 | 関門ふぐフライ | 580円 |
なすカリー | 680円 | 香味チキン | 380円 |
ふぐ焼きカリー | 980円 | 玄海やりいか | 380円 |
マドロスカリー | 480円 | 野菜サラダ | 250円 |
玄海やりいかカリー | 780円 | ポテトサラダ | 300円 |
ソフトドリンク各種 | 150円 | シーザーサラダ | 380円 |
※「昔風ナポリタン」は正確には「昔風ナポリタンスパゲティ」というネーミング。
※ソフトドリンクは、食事をした場合の価格のよう......。
上記は単品価格で、セットは250円高でミニサラダとドリンクが付く。
また、価格はお店を訪れた時のもの。
AL-AL | |
営業時間 | 11:30~15:00 16:30~20:00 |
お休み | 不定休 |
場所 | 栄町銀天街(さかえまち ぎんてんがい) |
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