海峡ドラマシップ(関門海峡ミュージアム)

海峡ドラマシップは、福岡県と北九州市により建設された巨大観光施設です。
総工費はなんと100億円とか!!
別名「関門海峡ミュージアム」とも言いますが、学芸員がいる博物館というワケではないようです。

入り口は、いろいろあります。

写真正面の「海峡ドラマシップ」の看板の下から入ると、インフォメーションがあります。
写真左端から入ると、無料ゾーンの「海峡レトロ通り」に直接入場です。

写真右側の階段をあがって、2階にも入り口があります。
あがってすぐの所と、ぐるっとまわって反対側の2カ所にあります。
他にもあるかもしれません。  

それでは、「海峡ドラマシップ」と書いてある看板の下から入ってみましょう!
正面に階段があり、(写真には写ってないのですが)右側にはインフォメーションがあります。

階段の右側の通路を奥に行くと、トイレがあります。 

2階に上がると、右手に有料の展示ゾーンがあります。
左側は「海峡こども広場」という子供向けのプレイゾーンがあって、1歳以上100円で遊べます。

展示ゾーンのところを左側に進むと、途中にトイレがあります。 

そして、突き当たりの部屋には、観光パンフレットなどが置いてありました。

ここからも、外に出ることができます。 

外は板張りのオープンスペース。
とても眺めがいいところでした。 

ふたたび2階室内に入って、「海峡レトロ通り」へ。
上の写真は、2階の通路からのものです。 

と、見る間にライトの加減が変わって、夜から昼の景色になりました。 

下に降りてみると、石造りのオブジェがあちこちに造ってありました。
上の写真は、「バナナのたたき売り」かな。 

なんと、電車も展示されていました!
たぶん、昔実際に使われていたものでしょう。
鉄子にとってレトロ通り、最高です!
列車の中にはベンチもあって昔の映像が流れていました。

また、建物の中は、それぞれ土産物屋さんなどのショップでした。  

2階にも、少しだけレトロな通りがありました。
ぐるっとまわると、お店でレトロなお菓子が売ってました。 

ひととおり無料ゾーンをまわったあとは、5階の展望エリアへ行ってみました。 

少し風が冷たかったけど、ここからの眺めは見応えがありました。

追記(2011年2月) 

海峡ドラマシップは、2003年4月26日にオープンした観光施設です。

北九州市と福岡県によって整備され、主に北九州市が管理していましたが、現在は指定管理者制度によりB&A門司港が運営をしています。

メインテーマは関門海峡で、関門の歴史と自然とを紹介する施設として建設されました。

また、「海峡ドラマシップ」は、関門海峡の過去・現在・未来をドラマチックに体験できる空間として、時空を越え停泊する夢の大型船をイメージしてネーミングされたそうです。
そのため、旅行会社のサイトで「海峡のドラマを乗せた船」と紹介されたりもしました。

具体的な施設としては、次のようなものがあります。

海峡レトロ通り(無料ゾーン 1階・2階)
 日本銀行や三井銀行などが立ち並んでいた門司の通りを再現してあります。
 また、等身大の石人形でバナナの叩き売りなど、通りの様子が表現されています。
 中央のあたりには、かつて北九州市内を走っていた路面電車が設置され、
 奥の方では、昔懐かしい映画の看板が展示してあります。

 海峡アトリウム(有料ゾーン 2階から入って4階まで)
 入場してカーブした通路を抜けると吹き抜けの広いホールがあります。
 そこでは、二つのスクリーンに映像が映されます。
 ホールの周りの通路をあがって3階は、「関門歴史回廊」です。
 関門海峡の歴史を人形で紹介されていますがここは撮影不可でした。
 4階は、「リアルタイム関門海峡」です。
 風景を眺めたり、航行をシミュレーションで体験できます。
 料金は大人600円、小中学生200円です。

 多目的ホール(1階)
 各種展示や音楽イベントなどが行われるホールです。
 場所は、1階の「海峡レトロ通り」を奥に進んだところです。
 イベントによっては有料のこともあります。

 海峡こども広場(有料ゾーン 2階から入場)
 海の中をイメージした高さ約12mの吹き抜けの空間です。
 ネット遊具がはりめぐらされ、子供たちに人気です。
 料金は、「1歳以上100円」です。

 展望エリア(無料ゾーン 5階)
 ウッドデッキから関門海峡をながめることができます。
 無料の展望エリアは、下関側で小倉方面はレストランの施設です。

 レストラン(2階・5階)
 2階の「cafe arico」は11時~17時の営業。
 (ただし、平日は15時まで)
 5階の「海峡ふくステージ」は11時~20時の営業。
 どちらも関門海峡の眺めながら食事ができます。
 門司港名物「焼きカレー」も、もちろんメニューにあります。

 ショップ(1階・2階)
 土産物などは、1階の「海峡レトロ通り」の「建物」の中で販売されています。
 また、2階には竹久夢二などのグッズを売るショップなどがあります。

 休憩場所(1階・2階)
 1階の入り口を入ってすぐ右側に、休憩場所があります。
 椅子とテーブルが設置され飲み物の自動販売機があります。
 また、有名人の手形が展示してあります。
 冬季の第1日曜日には 、ここで「琵琶の演奏会」が行われています。
 (演奏会の時も入場無料でした)
 2階の奥には「市民交流ギャラリー」があります。
 各種観光パンフレットが置いてあったり、情報検索コーナーもあります。
 また、隔月で第4日曜日に「寄席」が行われています。
 (入場無料です。また、有料で貸切利用もできるようです)

 野外ステージ
 春・夏・秋には入り口前のステージで音楽イベントなどが行われています。
 オールディーズのライブやキッズダンスなどが行われました。

このほか、1階にはインフォメーションコーナーがあります。
観光パンフレットは1階のエントランスにもたくさん置いてありました。
その他、レンタサイクルも1階にありました。

なお、海峡ドラマシップの名前ですが
  海峡ドラマシップ(関門海峡ミュージアム)
と標記されていたのですが、
2009年の半ば頃から観光パンフレットや一部のインターネットサイトで
  関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)
と、表記されるようになりました。
門司港レトロでは、施設等の名称変更を何回か行っており、北九州市内に幾つかある○○ミュージアムという他の施設名に合わせて変更したのかなと思いました。

しかし、海峡ドラマシップ入口の大きな看板には「海峡ドラマシップ」と明記されています。
他の表示も海峡ドラマシップのままです。
また、駅の観光地図など観光案内版の地図表示も私の知る限り変わっていません。
さらに、公式サイトのURLはhttp://www.dramaship.jp/です。
2011年2月現在の公式サイト内の文章でも、以下のように「海峡ドラマシップ」と表記されています。
   

  門司港レトロ地区では、平成23年2月5日(土)~3月27日(日)の期間中
  "ふぐと灯りとひなまつり"を開催いたします。海峡ドラマシップでも同期間中、
  「ひなまつり折紙教室」を開催いたします。折紙を使ったかわいらしいひな
  人形を作ってみませんか?
  ◆日時:平成23年2月5日(土)~3月27日(日)の土日祝日 9:00~16:00
    ※3月19(土)~27(日)は毎日開催
  ◆場所:海峡ドラシップ・展示ゾーン4F【リアルタイム関門海峡】
  ◆料金:展示ゾーン料金が必要 大人500円、小.中学生200円、
       未就学児無料

ということで、当ブログにおいても、当面の間「海峡ドラマシップ」と表記させていただきます。

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